「AWS1年生 クラウドのしくみ 図解でわかる!会話でまなべる!」は、クラウドコンピューティングの基本と、AWS(Amazon Web Services)を使って何ができるのかを初心者向けに解説した本です
1. クラウドって何?
「クラウド」は、パソコンやスマホにあるデータやプログラムを、インターネットを通じて使えるようにする技術です。例えば、YouTubeの動画やGoogleドライブに保存したファイルを、どこからでもアクセスできるのはクラウドのおかげです。
クラウドがあると、自分のパソコンに全部保存しておく必要がなく、データを安全に保管したり、容量を心配せずにたくさんの情報を保存したりできます。
2. AWSって何?
AWS(Amazon Web Services)は、世界中の企業や個人が使っているクラウドサービスです。たくさんのコンピュータを管理する必要があるとき、AWSを使えば、ネット上で簡単に強力なサーバー(コンピュータの役割をするもの)を借りることができます。たとえば、大きなゲーム会社や動画配信サイトがAWSを使って、データを保存したり、多くのユーザーに同時にサービスを提供しています。
3. AWSでできること
AWSは、いろんな種類のサービスを提供しています。たとえば:
- EC2(サーバーを使うサービス):普通のコンピュータみたいに使える仮想的なサーバーを、必要なときだけ使えます。これで自分のパソコンがなくても、クラウド上でアプリを作ったり運営できます。
- S3(データを保存するサービス):大量のデータ(写真や動画など)をインターネット上に保存できるサービス。スマホやパソコンからいつでもデータを取り出せます。
- RDS(データベースのサービス):大切なデータを管理するためのサービス。アプリやウェブサイトで、ユーザーの情報を安全に保存するのに役立ちます。
4. クラウドのしくみを図でわかりやすく
本の中では、図解でわかりやすくクラウドの仕組みが説明されています。例えば、「クラウドのサーバーってどこにあるの?」という疑問に対して、インターネットを通じて世界中のデータセンターからデータをやり取りしている様子がイラストで描かれているので、イメージしやすいです。
5. 会話形式で学ぶ
登場人物が対話しながら、AWSやクラウドについての質問に答える形で進むので、自然に疑問を解消できます。「サーバーって何?」「クラウドってどうやって使うの?」など、初心者でも疑問に感じやすいポイントがわかりやすく解説されています。
まとめ
この本は、クラウドとAWSの基本をやさしく教えてくれる内容で、図解や会話を通じて、クラウドの仕組みや使い方をしっかり学べます。中学生でも理解しやすく、技術の世界に触れる良い入門書です!
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