コロナ禍の県民の窮状とプロパガンダの矛盾
2021年、日本中が未知のウイルスに恐怖し、混乱の極みにあった時期を覚えているだろうか。
福岡県では当時、「思いやりワクチン」というCMが頻繁に流れ、「打ち勝とう福岡」というスローガンが掲げられていた。
ワクチンの副反応には根性論で耐えろと言わんばかりのプロパガンダが垂れ流されていたのだ。
しかし、その美辞麗句の裏で、県民の生活は崩壊の危機に瀕していた。
私はコロナ禍で職を失い、明日の食事すら事欠く状況に陥った人々に対し、行政は極めて冷酷だった。
会社都合の退職であっても住民税の減免は認められず、「みんな苦しいのだからお前だけ払わないのはおかしい」「親や知人から借りてでも払え」と、血も涙もない取り立てが行われていたのである。
生活に困窮する県民からむしり取るように集められた血税。
それが、彼らの生活再建ではなく、後述する「ワンヘルス利権」というブラックボックスに消えていたとしたら、あなたは許すことができるだろうか。
当時流れいたCM(1部抜粋)
福岡県は限定公開動画にしていました。
つまりURLを知っている人しか閲覧できません。
巨額すぎる総予算と実態のない「ハコモノ」行政

福岡県が推進する「ワンヘルス(人と動物の健康、環境の健全性を一つと捉える概念)」事業。
理念こそ立派だが、実態は公金の巨大な食い物となっている。
その金銭感覚の欠如は、具体的な数字を見れば一目瞭然だ。

県民が1円に泣き、税金の支払いを待ってほしいと懇願しても冷たくあしらわれた裏で、行政は億単位の税金をまるで自分たちの小遣いのように浪費していたのである。
県民の窮状を嘲笑うかのような「豪華海外視察」

極めつけは、ワンヘルス推進を大義名分とした「海外視察」という名の豪華旅行である。
彼らはわずか1年半の間に15回もの海外視察を行い、総額1億4,500万円もの公金を使い果たした。
その内実は呆れるほかない。
ハワイ視察では1人あたり300万円を費やし、1泊11万円を超える超高級リゾートホテル「シェラトン・ワイキキ」に宿泊している。
苦境に喘ぐ県民が家賃も払えず苦しんでいる時に、彼らは南国の高級リゾートで羽を伸ばしていたのだ。
さらに悪質なのはその成果だ。
これほどの莫大な支出をしながら、提出された報告書はわずか2件。
1人439万円をかけたエジプト視察に至っては、提出された報告書はたったの6ページである。数百万の税金が使われた。
これを「公金の私物化」と言わずして何と呼ぶのだろうか。
県政の私物化と「みかじめ料」という資金還流の疑い
このワンヘルス事業の不透明な予算の流れは、特定の権力者への利益誘導を強く疑わせる。
その象徴が、蔵内勇夫議長が所長を務める「FAVAワンヘルス福岡オフィス(FOF)」だ。
驚くべきことに、このオフィスの家賃、人件費、光熱費はすべて福岡県が負担しており、その額は3年間で2億1,300万円にも達している。
特定の政治家が関わる組織の運営費を、なぜ全額公費で賄う必要があるのか。
さらに闇が深いのが、県職員を巻き込んだ政治資金パーティー券の販売である。
約550人の県職員に対し、1回2万円のパーティー券を半ば強制的に購入させるシステムが存在する。
給料からの天引きのような形で集められるこの金は、まるでヤクザの「みかじめ料」だ。
1回のパーティーで1,100万円規模の金が動き、それが権力者の元へと還流していく。これが法治国家の、そして地方自治体のやることだろうか。
隠蔽体質と「ワンヘルス利権」の恐ろしさ

これほどの疑惑と異常な数字が並んでいるにもかかわらず、福岡県政トップの隠蔽体質は筋金入りだ。
服部知事は「第三者委員会の設置は必要ない」と頑なに検証を拒否し、あろうことか議会側はメディアの取材制限すら検討しているという。
臭いものに蓋をし、県民の目から真実を隠そうとする姿勢は、彼ら自身が「やましいことをしている」と自白しているに等しい。
「ワンヘルス」――この魔法の言葉を掲げさえすれば、どんな無駄遣いも、どんな特権階級の贅沢も許される。
これが「ワンヘルス利権」の真の恐ろしさだ。
私は、コロナ禍で仕事を失い、税金の支払いに追われた。
必死に生き抜こうとした県民の犠牲の上に、この腐敗した利権の塔は建っている。
私たちの怒りを声に、腐敗した利権構造を監視しよう
| 項目 | 異常な公金支出の実態 |
| ハコモノ・事業 | センター建設:200億円 閉園したパーク:6,000万円 龍のモニュメント:3億円超 カードゲーム製作:3,500万円 |
| 海外視察(1年半) | 視察総額:1億4,500万円 ハワイ視察:1人300万円(1泊11万) エジプト視察:報告書6ページに439万円 |
| 資金還流の疑い | 議長所長オフィス負担:2億1,300万円(3年) 職員へのパーティー券強要:2万円/人 |
コロナ禍で「思いやり」や「打ち勝とう」といった美辞麗句で県民に我慢を強いながら、その裏で権力者たちは「ワンヘルス」という名の打ち出の小槌を振り回し、
200億円規模のハコモノや1泊11万円のハワイ視察に血税を浪費してきました。
生活苦に喘ぎ、非情な税金の取り立てに涙した県民の怒りを、決して風化させてはいけません。
第三者委員会すら拒否し、取材を制限しようとする隠蔽体質を許せば、私たちの血税は今後も「ワンヘルス利権」として食い物にされ続けます。
政治家や行政の監視は、私たち主権者の権利であり義務です。
この異常な金銭感覚と利権構造に対し、今こそ県民が一つになって怒りの声を上げ、NOを突きつける時です。




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